ー伝統的地場産業から学ぶSDGsー
今回は24 代続く老舗薬局である菊岡漢方薬局の菊岡泰政店主に、漢方について、オリジナルカレー粉づくりの体験と合わせて解説頂きます。
漢方は奈良がルーツといわれており、近年は漢方の材料を奈良でもう一度栽培するなど、奈良のブランディングの一つとして県全体で取り組んでいます。
またスパイスは「薬味」というように、漢方と共通するものが多くあります。
今回は漢方を親しみやすく楽しみながら知って頂こうと、薬膳料理の代表格といえるカレーを、参加者の体調などをお聞きしながらスパイスを調合してオリジナルのカレー粉づくり体験もご用意しております。
SDGs視点では、従来からの「薬」という枠だけでなく、カレーやハーブティーなどの講座を開催するなどし、新たな顧客層へアプローチすることで、漢方を次世代に繋げる努力をされています。
さらに漢方を食事から取り入れることで、病気になる前に体のケアを行うことが可能な漢方は、高齢化が進む中で医療や介護施設の負担を軽減することにも繋がり、健全な医療体制や福祉体制の充実にも貢献できます。
参加費:無料
定 員:10名
当日スケジュール
10:00 | なら和み館集合(奈良市高畑町1071番地) |
10:00~ | 講義(漢方について、カレー粉づくり) |
11:30~ | 昼食(漢方を用いたオリジナル料理) |
13:00~ | SDGs視点でみた菊岡漢方薬局 |
14:30頃 | 総括/終了 |